観賞・食用・薬用全部込みな植物カンゾウを食たら1番おいしかった
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あんず
お、なんかきれいな大きい花咲いとるなぁ

ノカンゾウの花とつぼみ

ふくろう先生
ノカンゾウという薬草だよ
薬効は以下のとおり
ノカンゾウの薬効
  • つぼみ(夏に採取)

熱さまし

  • 葉・根(9月に採取)

不眠症・体のむくみ・利尿作用

 

ふくろう先生
食用としては、若芽は3~5月、花は7~8月頃が食べごろだよ

 

あんず
観賞用の花やないんか

ふくろう先生
ユリ科だからユリに似て華やかだよね
観賞用として育てている人もいるんだけど、花は1日でしぼんでしまうんだ

あんず
見れたらレアみたいな花なんか

ふくろう先生
それがそうでもないんだ
1カ所にたくさん集まってるから、1日でしぼんでしまっても他の花が次々と咲いてくれるから、しばらくは観賞できるよ

あんず
ほうなんか
なんか安心したわ

ふくろう先生
ノカンゾウも先日紹介した野草の本に載ってるよ
このページだね

 

 

カンゾウの説明

 


 

あんず
美味って載っとる!
しかもスーパーマーケットなどの店頭でも見かけるってある!
(見かけたことないけど)
めちゃくちゃおいしいんやないこれ!

ふくろう先生
それじゃあ調理してみようか

あんず
楽しみー!

ふくろう先生
ではまずは洗うところから始めよう

洗って水切り中

 

 

あんず
ノカンゾウ以外にも、なんか葉っぱがあるみたいやけど

ふくろう先生
これはアシタバキンミズヒキだね
また後日紹介するよ
次はノカンゾウを茹でよう

 

 

ノカンゾウを茹でます

 

 

ふくろう先生
塩を1つまみ入れたお湯で30秒ほど茹でたら食べられるよ

あんず
今回はめんつゆで漬けないんだ

ふくろう先生
ノカンゾウは味付けしなくても味があるからね
とりあえず食べてみて

あんず
お!
シャキシャキしてて食感もいいし、甘みをかんじる!
このままでもおいしい!

ふくろう先生
それはよかった
では今回も手軽さ重視で、めんつゆに一晩漬けてみよう
本では甘酢和えや味噌和え、からしあえ、煮びたし、炒めもの、天ぷら、卵とじ、汁のみなどにすると載ってるよ

ノカンゾウを一晩めんつゆに漬ける前

 

ノカンゾウをめんつゆに一晩漬けた後

 

 

ふくろう先生
さて、めんつゆに一晩漬けこんでみたけれど、どうかな

 

あんず
うーん
シャキシャキ感はあるけど、ノカンゾウの甘みがなくなってさみしいなぁ

ふくろう先生
ということは、めんつゆはあまり味がなかったり、苦みがあるような食材に使った方がよさそうだね

あんず
ノカンゾウは茹でただけのつぼみが一番甘みがあっておいしかったなぁ
食感も一番あったし
家のプランターで食用目的で育てたいぐらい

ふくろう先生
それならノカンゾウではなく、ヤブカンゾウの方がいいんじゃないかな

あんず
ヤブカンゾウ?

ふくろう先生
ノカンゾウは一重咲きで、花びらは6枚
ヤブカンゾウは八重咲きだから、花びらは6枚以上になる
どちらも1日しか花をつけないなどの特徴は一緒で、食べ方も一緒だよ

あんず
ということは、味も一緒なのに花びらが多い分、より多く食べれるってことか!
いいこと聞いたー!
いやでもなにかしら違いがあるはずやし、両方植えて比較してみよ
それでは、あんずでした!

 

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