【Yonder(ヨンダー)】休みてぇってときにしたくなるオープンワールドアドベンチャー
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どうぶつの森や牧場物語などのスローライフ系のゲームが好きなそこのあなた!

敵もいない、HP要素もない、壮大なオープンワールドを隅々まで探索し、人々を救うために駆け回ってみませんか?

 

少し前から気になっていたYonder: The Cloud Catcher Chronicles(ヨンダー:雲とり人のクロニクル)が、Steamのセールで2,480円から80%オフの496円になっていたので迷わず購入しました。

 

グラフィックがきれいだなぁと思って購入したのですが、実際プレイしてみると、「なんだこのやさしいゲームは」っていうまさか。

これだけ聞くと、どゆこと?となっていると思いますので、その一風変わったおもしろいゲームを紹介させてください。

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やすらぎのオープンワールドアドベンチャーという的確なタイトル

ヨンダーという世にもやさしい世界観のおもしろいゲームをご存知ですか?

 

ヨンダーは攻略サイトすらままならないあたり、マイナーゲームに属するのかな?

詰んでインターネットで調べても答えが出てこないんですよね。

 

そんなヨンダーの紹介の前に、まずはSteamから引っ張り出してきた基本情報をば。

 

 

ヨンダーの基本情報(Steamより)
  • ゲーム名
    Yonder: The Cloud Catcher Chronicles
    (ヨンダー:雲とり人のクロニクル)
  • リリース日
    2017年7月18日
  • 評価
    2,665件中85%が高評価

 

やすらぎのオープンワールドアドベンチャー、ヨンダー:雲とり人のクロニクルでゆったり、のんびりとした生活を楽しみましょう。

ヨンダーの舞台はゲミア。この島は自然あふれる楽園で、南国のビーチから雪をいただく山々にいたるまで、個性ゆたかな8種類の環境が広がっています。

しかし、ゲミアは美しいだけの場所ではありません。ここは、不気味な闇にとらわれているのです!

ゲミアの英雄のあなたには、気まぐれな幻の生物、妖精を見つけ出す力があります。彼らの力で闇をはらい、美しい自然を取りもどしましょう。

ゲミアを探検すると、親切な住民との交易や、めずらしいクラフト素材探し、かわいい野生動物との交流、さらには自分だけの農場作りを楽しむことができます。

ヨンダーをプレイして、発見のおどろきと冒険の精神にあふれた世界を、心ゆくまで味わいましょう。

このゲームについて

 

やすらぎのオープンワールドアドベンチャー」とは的確な表現だと思います。

本当に一休みってかんじで、別のゲームをしててもたまに帰ってきたくなっちゃう不思議なゲームです。

 

箸休めとか、味変ではなく、「あー、休みてぇ」ってなったらやるゲームですね私の場合。

 

あと初めて知ったのですが、環境が8種類もあったんですね。

きれいだなぁ。ここもきれいだなぁ。どこまでもきれいだなぁ。

と、新しい環境に出会う度にデヘデヘ見て回っては、はしゃいでいたもので。

 

四季の移ろいの美しさもあるのですが、それよりも、どこまでも広がる美しい草原や、桜並木の日本を思わせるような場所、南国をモチーフにした場所など、新しい環境に足を踏み入れるたびにワクワクするオープンワールドなんですよ。



ゼルダの伝説に似ている?

ヨンダーはゼルダの伝説ブレス オブ ザ ワイルドに似ているというレビューをよく見かけます。

販売時期はほぼ一緒なのでパクリではもちろんないのですが、ゼルダの伝説を先にプレイした私も、「ん?」と思ってしまいました。

もちろんヨンダーの後にゼルダの伝説をプレイしていたら、「え、ヨンダーじゃん」ってなっていました。


 

具体的にどういったところが似ているのかというと、チュートリアルの洞窟から出ると、見渡すかぎりに広がるオープンワールド。

この世界の隅々まで歩いていけるの!?というドキドキ感。

 

(Steamストアページより)

 

……ん?なんだろうこの既視感。

ゼルダの伝説に似ているとレビューを書かれた方々も同じことを思ったのでしょう。

 

でも見掛け倒しではないんですよ、このオープンワールド。

本当にこの端から端まで美しい世界をくまなく歩きまわるゲームなんです。

そういうところもゼルダの伝説に似ていると言われているゆえんなのかなと思うのですが。

 

キャラクターはポポロクロイスの方が近いかな。

 


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厄災が降りかかった島を救うゲーム

このゲームのストーリーは、ある日突然、有害な「霧」があらわれて人が住めなくなってしまったというもの。

住民はそれを「厄災」と呼んでおり、霧は王宮を取り囲んでいて近づくこともできない状態。

 

うーん。ガノンがいるのかな?

 

 

 

霧の色が赤色だったら完全にゼルダの伝説でしたね。

 

私がプレイしていて思った「ゼルダの伝説感」はこれくらいだと思います。

ゼルダの伝説を最後までプレイできていないので、もしかしたら似ているところは他にもあるのかもです。

 

でもそうなったとしたらヨンダーをプレイし終わっているので、「え、めっちゃヨンダーじゃん」ってなりますね。

それはそれで楽しみです。

ノートパソコンでも負荷なくプレイ可能

これだけの美しいグラフィックのオープンワールドともなれば、さすがにノートパソコンでは動作しないのではと不安でした。

デスクトップパソコンのモニターが壊れてからは、もっぱらノートパソコンでゲームをしている私。

 

動きがカクカクしてしまうようだったら返品させてもらおうと、なんなら返品前提で購入したのですが、何の問題もなくいけました。

 

なんならゲームをしているとノートパソコンが熱を帯びたり、モーター音が大きくなったりとするのですが、ヨンダーはそういった「ノートパソコンに負荷がかかっているなぁ」ということはありませんでした。

グラフィックの設定を「」にしていたのにも関わらず。

 

 

思えばインストールにかかる時間も10分あったかどうかで、さっき購入したのにもうプレイできるようになっていることに驚いていたような。

 

ちなみにヨンダーをプレイするために必要なスペックはSteamには以下のとおり記載があります。

 

最低:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (64-bit versions only)
プロセッサー: Intel Core i5-2400S @ 2.5 GHz or AMD FX-4320 @ 4 GHz or equivalent
メモリー: 6 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX660 / AMD R9 270X (2GB VRAM with Shader Model 5.0 or better)
DirectX: Version 11
ストレージ: 4 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX compatible

推奨:
64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
OS: Windows 7 SP1, Windows 8.1, Windows 10 (64-bit versions only)
プロセッサー: Intel Core i7- 3770@ 3.5 GHz or AMD FX-8350 @ 4 GHz or better
メモリー: 8 GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce GTX970/GTX 1060 or AMD R9 390/RX480 (4GB VRAM with Shader Model 5.0 or better)
DirectX: Version 11
ストレージ: 4 GB 利用可能
サウンドカード: DirectX compatible

システム要件(Steamより)

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話しかけるだけでツールが全部手に入る

石や木などの素材を集めてクラフトするという要素のあるこのゲーム。

 

ツルハシやオノなどの道具が必要になるのですが、この世界、やさしいんです。

話しかけたら道具が無償でもらえるんです。

 

 

何かのクエストの報酬でもなく、タダでもらえちゃうんです。

 

もちろん商店で買うこともできるのですが、この世界はやさしいので道具は消耗しません。

そしてアップグレードの要素もないため、もらったツールを最後まで使い続けることができます。

通貨ではなく等価交換を取り入れた世界

このやさしい世界は通貨の概念すらありません。

商店では、通貨ではなく等価交換を取り入れています。

 

まず買いたいものを選び、その価値と同等、もしくは高いものを自分のリュックから選び(複数選択可)

 

 

そして取引完了。

 

 

高すぎて手が出ないものもありませんし、交換する対価は、草を刈り取った「より糸」がいい仕事をしてくれます。

この世界の金策は、草刈か魚釣りで十分なんじゃないかな。

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気にならない程度のおつかいゲーム要素

 

 

ヨンダーはおつかいゲームですぐ飽きるというレビューもよく見かけます。

たしかにおつかいゲームだと言われればそうなのですが、やりこみ要素のサブクエストとしてある程度ですし、どうぶつの森ポケットキャンプのような単調なおつかいではありません。

ちゃんとストーリーがあって、素材を集めたり、クラフトしたりですので、コツコツとした作業が苦手な私ですら苦にならないどころか気にもなりませんでした。

スローライフゲームにありがちなサンドボックスではない

 

 

メインストーリーがあるので目的を失わずにプレイできますし、サイドクエストはやりこみ要素も兼ねていますので、メインストーリーをクリアした後も楽しめるゲームです。

サイドクエストが全部終わる頃には、ほとんどの実績が解除し終わっていると思います。

 

ただこのサイドクエストたちがくせ者で。

かなり鬼畜なものもありますので実績解除目的でないなら、やらなくてもいいというか、あきらめた方がいいと思います。

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動物を傷つける方法がない

ヨンダーは本当にやさしい世界で戦闘は本当にないです。

そもそも敵がいません。剣もありません。HPもMPもスタミナもありません。

 

あるクエストで「皮」を集めるよう言われたので、

お?戦闘か?そこいらにいる動物をやっちゃうのか?え、でも何で?ツルハシで??

となったのですが皮の集め方は「罠」の設置でした。

なんだこのやさしい世界は。

 

で、罠を設置したのですが、どうやって獲物がかかるのか分からなかったため、動物を取り囲むように3つの罠を設置したんです。

 

 

罠も罠で段ボールで作ったんか?フェルトか?ってな見た目なんですよね。

 

で、しばらく見ていたんですけど動物が罠をよけるように動いてて。

しびれを切らして他の野暮用を済ませて帰ってきたら、罠にかかってました。他の何らかの生き物が。

かかっている状態の罠は、ふたを閉めた段ボールにそっくり

 

罠で取り囲っていた動物は、相も変わらず罠のそばをウロウロ歩いていました。

 

この世界やさしすぎて狙った動物が罠にすらかからないっていう。

そして罠にかかった獲物を回収すると、皮とお肉が手に入って何の獲物がかかったのかすらわからないという。

 

もしかしてサンタさんが靴下の中にプレゼントを入れるように、プレイヤーが罠から距離をとると誰かが皮とお肉を入れてる?

罠なのに中身が見えない使用になっているのはそのためだったりして。

落下時はパラソルが開くので落下ダメージなし

これだけのオープンワールドでHP要素がないってことは落下ダメージもない?

と思っていたのですが、なんということでしょう。

 

ダメージが生じそうな高さから落ちると自動的にどこからともなく傘を開いて、ゆらゆらと落ちていくんです。

 

 

やさしい世界というか、もう、ファンシーですね。

 

ちなみに降りているときはほぼ真下に落ちていくので、どれだけ高いところから落ちてもそう遠くへは着地できません。

そのまま飛び降りたのと変わらないかんじです。

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ワープは利便性に欠けるため、移動手段は徒歩のみ

ここまでやさしい世界について語ってきましたが、不便だなぁと思う点もありまして。

 

まず移動が徒歩でしかないんですよね。

どこでも瞬間移動できる道具はあるのですが、簡単にクラフトできるものとはいえど使い切り

瞬間移動先も開拓した農場にしか行けず、利便性には欠けています。

 

またワープできる所が何か所かあるのですが、山のてっぺんにあったりと辺境の場所にしかなく、そこまで歩いていかないと使えないので使おうとも思えないんですよね。

 

 

せっかくワールド内にいる動物を農場で飼育することができ、冒険に連れ出す機能まであるので、騎乗して探索できたりすればいいのに。

 

 

クセのあるツール選択

あとは、ツルハシなどのツール選択がホットバーに割り振られているタイプじゃないんです。

珍しいですよね

 

マウスホイールで順番に切り替えるか、デフォルト設定だと「Q」と「E」キーで順番に切り替えるか。

そして並び順も変えられないし、いらないツールを除外することもできないという。

 

1~0のキーに割り振るか、アクションするところに来たら自動でツールを変更するかしてほしいところです。

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なぜかパルクールを始める主人公

不便と言えば、驚いたことでもあるのですが、壁などにむかってジャンプをすると三角とびをしてしまい、あらぬ方向へ飛んで行ったりしてしまうんです。

 

オープンワールドなので壁登りをしたくなるのですが、忍者のまねごとをしてしまうせいでショートカットができず、ちゃんと道からしか行けないんですよね。

 

また足をすべらせて身長分の高さ落ちてしまったりすると、これぐらいならジャンプでなんとか戻れそうと思いがちなんですけど、ジャンプをすると三角飛びをしてよけい落ちてしまうという。

髪型を選べない珍しいキャラクリ

キャラクリはないようなものです。

性別と肌の色、髪の色、体型、目の色が変えられるだけで、選べる種類も少ないです。

 

 

キャラクリがあるのに髪型を選べないのは珍しいなと思いました。

 

じゃあキャラクターはこのまんまかと残念がっていたのですが、ゲームを進めていくとクエストの報酬や宝箱などから服やアクセサリー、髪型、髪色などを手に入れることができました。

 

また服装などはHPが増えたりと効果がありがちなのでですが、この世界はなんの効果もなく、ただの衣替えです。

なので見た目重視でおしゃれを楽しむことができるのがいいです。

 

私は冬でも雪山でもノースリーブ着させてました。

 

どこまでもやさしい世界観が最大の魅力

ヨンダーは、ほのぼのスローライフではないのですが、目的はありつつも制限時間や戦闘、空腹要素などがないため、どこまでも寄り道ができるオープンワールドアドベンチャーゲームです。

攻略サイトがないため困るかもしれませんが、行き詰りはしないと思います。

 

謎解き要素やアスレチック要素はあるものの、両方をかなり苦手とする私でもすぐにクリアができるかなりの低難易度。

 

6歳以上を対象年齢としているのですが、大人の私でも十分楽しめ、満足度のとても高いゲームです。

 

この、どこまでもやさしい世界で、あなたも癒されてみませんか?

 



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