室内では飼えないか・・・
みなさん、こんにちは。
あんずです。
コールダックを我が家にお迎えするまでは、「コールダックって常に水場がないと生きていけない」と思っていました。
具体的には「陸地はゆっくりしか歩けない」や「体が乾くと元気がなくなる(アンパンマンの濡れたらアカンの逆バージョンかよ)」などです。
少し考えれば、違うやろ!となるようなネタ思考ですが、当時の私は普通にそう思っていました。
もしかしたら私と同じように
「コールダックは室内では育てられない!」
「育てるなら広いプールが必要!」
と思っているかもしれない人のために今回は、
コールダックを室内で飼うとなると何が必要なのか
について網羅していきます。
▼コールダックの飼い方を書いたはずが、かわいさが凝縮された記事となったものはコチラ
なんでやねん
この記事の内容
コールダックのヒナをお迎えするのに必要なもの
生後1ヵ月間はとにかく保温です。
30℃を維持し続けるよう強く言われました。
蒸し鶏にならない?
大丈夫??
でもペットショップの店員さんに「1ヵ月間、30℃をキープするんだ!」と言われても、「30℃ってどのくらい?」とピンとこない人も多いかと思います。
いくつか具体例を並べておきますので参考にしてみてください。
- 日中の30℃は真夏日
- 夜の30℃は熱帯夜
- パンの1次発酵の適温は30℃
- ぬるま湯は30℃
どうでしょう。
どれぐらいの温度が30℃なのか、わかってきたのではないでしょうか。
なんとなく30℃がつかめてきたところで問題となってくるのが、どうやって30℃もの空間を生み出すのかです。
我が家の場合は、
- 660Lのフタつき衣装ケース
- 小動物用ヒーター
- デジタル温度計
- タオル
- カイロ
これらを準備しました。
衣装ケースの中にヒーターが引っ掛けられるような台を入れて、ヒーターを設置。
そして呼吸ができる程度の隙間は残してフタをかぶせます。
これでヒーターの近くがギリギリ30℃になります。
(2020年5月の話です。最低気温15℃前後、最高気温25℃前後でした。)
もう少し多めにフタを開けると24℃まで下がりました。
また、敷くタイプのペット用ヒーターは30℃に遠く及ばなかったので押し入れで冬眠しています。
30℃の世界はかなりシビアだということを知れた貴重な経験でした。
生後1ヵ月以降のコールダックに必要なもの
生後1ヵ月を過ぎると、体調の悪いとき以外は保温が必要なくなります。
保温が必要なくなったので衣装ケースからケージに移行します。
もちろんケージなしで室内で放鳥したままでも大丈夫です。
犬や猫も室内で自由にさせている方が多いイメージがあります。
放鳥したままだとあちこちにフンがある状態になってしまうので要注意
相談した結果、ケージを使用することになったのであれば犬用のケージをおすすめします。
ペットショップの店員さんには大きめの小動物用のケージをおすすめされたのですが、コールダックには狭すぎます。
- 寝床と飲み水とご飯を置いたら、もうスペースがなくなる
- 羽繕いの最後にバサバサッと羽を広げる行為ができない
また、小動物用のケージより犬用のケージの方が何倍も大きさがあっても値段はそこまで変わらない、もしくは安かったりします。
人がいなくなるとすぐ鳴くからね
コールダックの鳴き声に困っていたのですが、ケージに入ることで「これからお留守番だからね」と教えれないかなと考え、外出のときはケージに入ってもらうようにしました。
ケージの中は、寝る用のクッション、飲み水、空いたスペースには足の負担を軽減するために100円ショップで購入した人工芝を入れ、ケージの上からブランケットをかぶせています。
ブランケットをかぶせた理由は
・ケージ内を少し暗くする
・ケージの外の情報を見えなくする
これらが落ち着く要因になるんじゃないかなぁと思ったからです
まぁ見事にもくろみは成功し、ケージの中に入ると大人しくしてくれてます。
コールダックの水浴びの仕方
生後1ヵ月を過ぎて、保温が必要でなくなると水浴びデビューです。
水浴びには、
- 体の汚れや臭いをとるため
- 足を休ませるため
こういった目的があるそうです。
我が家では1日1回以上、1回30分以上を目安に水浴びをしています。
基本的には1日3回です。
水が汚れてくると、きれい好きなコールダックは不機嫌そうにするので、毎回清潔な水を用意するようにしています。
水浴びは足がつかない深さの水を用意するようにしているので、まだ小さい頃はタライで十分。
大きくなってくると、ヒナのときに使用していた衣装ケースに移行しました。
コールダックと外出するときに使用しているもの
コールダックを連れて獣医に行ったり、散歩に行ったりするときにいつも使用しているものをご紹介します。
- ランドリーバスケット
キャリーバッグの代わり
キャリーバッグだとフンを見つけづらく取りにくいです
フンで汚れてしまっても洗いやすい
ランドリーバスケットを使われている方は多いそうですよ
- 厚めのタオルやクッション、人工芝など
コールダックの足の負担を軽減するために、ペットシーツの下に敷く
- 替えのペットシーツ
フンの回数が多いため
- ティッシュケース
フンの回数が多いため、ケースごと持っていく
- ウェットシーツ
フンで手や衣類が汚れたときにないと絶望する
- 袋
フンをとったティッシュを捨てるゴミ袋
- 飲み水を入れる容器と、水
いやほら飲まんとやっとれんやん?
これらをいつも準備しています。
以前、散歩用に中型・大型インコ用のハーネスを購入し使用したことがあるのですが、外そうとばかりするのでやめました。
水浴びや散歩で外に出るときの注意点
コールダックには敵が案外そこらへんにいます。
身近なのは、猫、タカやトンビなどの大型の鳥類です。
猫はすごい勢いで飛びかかってきますし、トンビなどは人間がかなり近くにいても急降下してきます。
「コールダックはさすがに大きすぎて持っていけないんじゃないの?」
「持ち上げたとこであまりの重さに腰抜かしそう」
「だってうちの子、肥満だから1kg超えてるし」
と個人的には思っているのですが、外に出るとトンビなどが時間経過とともに数を増やしていき、最終的には5、6羽ぐらいが頭上を円を描くように飛んで機会をうかがってるので、たぶん軽く持っていけちゃうんだと思います。
コールダックの餌として用意するもの
我が家のコールダックのごはんは、ヒナも成鳥も量が違うだけで同じ内容です。
- 水鳥用のフード
- 野菜のパウダー
- カルシウムのパウダー
- EMミラコン
- 炒りぬか
- 豆腐や野菜など
これらの食材を混ぜてます。
▼それぞれにどんな効果があるのか、どこに売られているのか、おすすめのフードはなにかなどをまとめた記事はコチラ
我が家はフードだけではコールダックが太りすぎてしまうのではないかと考え、フード以外の食材でかさまししています。
最初、ペットショップの店員さんには「フードと水を一緒の器に入れるだけでご飯は大丈夫ですよ」と教わりました。
実際にそのとおりにご飯を作っている方も多いです。
コールダックは太りすぎると足が骨折・変形してしまうおそれが
そのためカロリーの高いものを食べ続けていると体重が一気に増えてしまい、少しの段差から降りただけで足を骨折してしまったり、体重を支えきれなくなった足が変形してしまうおそれがあるそうです。
そのためペットショップでは鶏用のフードをオススメされましたが、鶏用のフードは卵を産んでもらうためかカロリーが高く、水鳥用のフードを通販しています。
水鳥用のフードを売ってあるお店とは出会えたことがありません。
まとめ
ここまで、コールダックのヒナから成鳥になるまでに使用したものをご紹介してきました。
サクッとまとめるとこんなかんじです。
- ヒナに用意したもの
・フタつきの衣装ケース
・小動物用ヒーター
・デジタル温度計
・タオル
・カイロ
・飲み水とご飯を入れる容器
・鶏用もしくは水鳥用のフード
- 生後1カ月以降に用意したもの
・犬用のケージ
・人工芝
・寝床用のクッション
・飲み水とご飯を入れる容器
・鶏用もしくは水鳥用のフード
- 生後1ヵ月以降の水浴びに用意したもの
・タライ
・衣装ケース
- 外出するときに用意したもの
・ランドリーバスケット
・厚手のタオルかクッション、人工芝
・ペットシーツ
・ティッシュ
・ウェットティッシュ
・袋
・飲み水を入れる容器と水
それでは、あんずでした。