寒くなると必要になってくるのがカメさんの温度管理ですよね。
ヒーターなしだと冬眠したのかな?というぐらい眠ることが多くなりますし。
かといって冬眠は知識なしだと難しくて、下手するとカメさんが目を覚まさなくなるかもしれません。
それならヒーターを導入するのが、カメさんにとって幸せだと私は思うのです。
ということでヒーターを導入してはみたのですが温度が上がらないという失敗をしながら、やっと環境が整い維持できていますので、この経験がご参考になればと思います。
この記事の内容
水温が上がってからご飯を2倍以上食べるようになった
水温が25℃を超えるようになってからは、本当によくごはんを食べるようになりました。
ごはんの量がいつもの倍以上です。
水温が22℃を下回っていた頃は3日に1回ご飯を食べるか食べないかで、じっとしていることが多かったです。
水温を上げたばかりの頃は完食した後にバチャバチャと水の中で動くので、水温が上がって体も動きやすくなったのかなぁと思っていたのですが、ただのご飯の催促でした。
まさかいつも以上に食べるようになっているとは驚きです。
室温が15℃以上ないとヒーターは機能しない
ヒーターは水槽に入っている水の量が増えるにしたがって、ワット数が強くならないと水温が上がらないので、メーカーも40ワットきざみでヒーターを展開していることが多いように思います。
また分かりやすいように「このヒーターは、水槽の水の量が○○リットル以下対応です」と明記してくれています。
なので最初は水槽に入っている水量と同じぐらいのリットル数対応のヒーターを使用したのですが、水温が20℃もいきませんでした。
その商品は水温が28℃になるように自動で温度調整をしてくれるというものだったのですが、よくよく読んでいると室温が15℃以上の環境で水温を28℃にしてくれる商品でした。
冬の室内で15℃に届くわけもなく。
15℃にするには1日中暖房をつけていないといけないわけで、買いなおすことにしました。
1段階ワット数の強いヒーターなら適温を維持できる
ペットショップに行きヒーターを探してはみたのですが、どれも室温が15℃以上ある状態でないと本領発揮できないものばかり。
もうどうしようもないなぁと思い、ペットショップのお兄さんにどうすれば水温が上がるのか聞いてみたんです。
そうしたらお兄さん曰く、水槽が広いのであれば水槽の水の量より多いリットル数対応のヒーターを使用すれば、その分ワット数が強いので室温が15℃なくても水温が上がるとのことでした。
あとはヒーターのある場所しか温まらないので、エアレーションなどを使用して水流を作ることで、水槽内の水を循環させて水槽のどの場所でも温度を一定にするよう教えてくださいました。
エアレーションは過去に使用したことがあったのですが、どれだけ静音性に優れたモーターを使用しても音が気になった経験があり、乗り気にはなれませでした。
ワット数が1段階強いヒーターを使用して、水温にムラがあるようであれば導入することにして、ヒーターのみを購入して帰ることにしました。
79×48㎝のプラ舟でも端から端まで28℃を維持できた
ヒーターのダイヤルをカメさんにとって適温といわれている28℃に設定し、水槽の中に入れて様子を見ることに。
室内温度はあいかわらず15℃以下で、正直まったく期待していませんでした。
それがふと水温計を見てみると28℃ぴったりだったんです。
今まで20℃にすら届かなかったのに、水槽内の水量に対して1段階上のワット数のヒーターを購入しただけで、こうも簡単にカメさんの適温になるとは。
ダイヤルの上にはランプが付いており、ダイヤルの温度より水温が温かいとヒーターが止まって、ランプも消えます。
ダイヤルの温度より水温が低いとヒーターがオンになり、ランプも点灯します。
ランプのおかげでなんだか28℃固定のヒーターよりも安心感があるような。
そして肝心な、ヒーターのある場所以外の水温なのですが、どこも28℃でした。
ヒーターを付属の吸盤で床に取り付けていても、カメさんが左側にいつも追いやってしまうのですが、ヒーターのない右端もいつ見ても28℃を維持してます。
28℃を維持してくれている商品たち
購入してから3ヵ月が経とうとしていますが、温度調節ダイヤルを26℃にすれば26℃ぴったり、もしくは1℃低いかぐらいで大活躍してくれています。
我が家のカメさんの水槽は79×48㎝のプラ舟を使用していて、だいたい40リットルほど水を入れています。
今回購入したヒーターはジェックスのヒートナビ。
64リットル以下の水量に対応した160ワットのヒーターです。
もう1段階下の48リットル以下対応の120ワットもあるのですが、それだと室温が15℃ないと希望の水温にならない可能性があるとペットショップのお兄さんに言われたので、160ワットのものにしました。
ペットショップのお兄さんに感謝です。
水温計は、よくある吸盤で水槽の壁に取り付けるタイプだと、うちのカメさんがアタックして水温計を取ってしまいますし、透明な水槽ではないので、浮くタイプの水温計を使用しています。
この水温計は本当に大正解でした。
どこにもいかないし、カメさんが隠してしまうこともないです。
カメさんの幸せのためにもヒーターの導入を検討してみませんか?
数度の温度の違いでも、カメさんの食欲が倍増するぐらいなのですから温度管理は本当に大事ですね。
しかし79×48㎝のプラ舟の端から端まで28℃を保てているのは疑問が残ります。
うちのカメさんがバチャバチャしたり、歩いたりして水がいいかんじに循環されているのかもしれません。
なのであくまでも我が家のカメさん水槽環境の場合といったところでご了承をよろしくお願いしたいです。
この記事が、おうちのカメさんの幸せな暮らしの参考になれば幸いです。